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2007年08月 アーカイブ

2007年08月07日

テレビでキャッチボール、ケガをしたらPL(製造物責任)?

 7月1日がPL保険の更新日だったという会社さんは多いと思います。

 これは平成7年7月1日にPL(製造物責任)法が施行されたため、そのタイミングで加入をした企業が多かったことを物語っています。そんな訳で6月の後半はお客様とPL保険のお話をすることが多く、色々と興味深い話がありました。

 PL(製造物責任)とは、お客さま(消費者)のどんなクレームに対しても、「ごめんなさい、私(企業側)が悪かったです」と言わなければならない、企業、特に製造業者にとって、とてつもなく重い責任のことなのでしょうか。

 私が伺ったお客様(企業)の担当の方で、こんな面白い例え話をされた方がいました。

 「(重くてゴツゴツしている)テレビでキャッチボールをしていたら、頭に当たってケガをした。これもPL(として責任を負う話)なの?」

 「テレビはキャッチボールをするためのものでは、ありませんよね?」

 「当たり前だろ。そんな滅茶苦茶な使い方をしていても、テレビという製品でケガをしたら、テレビメーカーのPLなのかなって思ってしまったんだよ。そんなことは無いとは思うけれど、PL法って、そのくらい厳しいものという印象があるんだよね。」

 このようなケースで、果たしてテレビメーカーはPL(製造物責任)を問われてしまうのでしょうか?詳しくは当社までお問い合わせください。

(法人コンサルティング部 小鳥)

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2007年08月14日

「始末書」の落とし穴

 先日、お客様から頂いた相談です。

 ある時期から遅刻を繰り返すようになった従業員がおり、口頭での注意を何度かしたのだけれども改まらなかったので、就業規則に則って懲戒処分とすることにしました。これまでは特に勤務態度も悪くなかったので譴責処分とし、規則には書いてありませんが「始末書」を提出するように伝えました。

 ところが期限の1週間を過ぎても提出してこなかったので再度期限を決めて提出するように催促しましたが出してきません。会社としてはこの従業員には勤務態度さえ改めてもらえればというつもりで懲戒処分の中では軽い処分としたかったのですが、口頭で何度も注意しても改まらず、始末書を要求してもこれも全然出してこないと言う態度だったので、いよいよ腹に据えかねて解雇としたいと考えています。

 つまり事実としては「始末書」不提出による解雇という事のようですが、これは出来ません。そもそも「始末書」というのは、その提出を命令することは出来ません。もともと命令できないものですから、提出してこないからといって解雇というのはもちろん出来ませんよね。

 一般的に懲戒処分とするとき「始末書を書け」というのはよくあることですが、命令は出来ないということを知っておいてください。またこの場合、遅刻が多いことに対して懲戒をするのであって、始末書を出してこないからさらに懲戒するということは出来ません。

 この場合は「始末書」ではなく「報告書」あるいは「顛末書」という形で出させてください。これであれば業務命令として命令できますから、提出してこなければ業務命令違反ということになります。

 ただこれだけではやはり解雇とすることは避けておいたほうが良いと思いますが。

(法人コンサルティング部・社会保険労務士 高橋)

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2007年08月21日

零細企業に役員退職金は不要か?

 私は以前、家族全員の個人保険で大変お世話になってた「某中小企業のA社長
に、会社の保険のお話をさせてもらったことがあります。その中で「役員である
社長、奥様の退職金の準備をしませんか。」と提案しました。

 A社長は「うちみたいな小さな会社は、私に万一のとき借入れを返済できる程
度の掛け捨てに加入していればいいと思っている。退職金の準備はお金もいるし
考えていない。第一、退職金を貰える規模でもない。」との返答でした。

 「小さな会社程、苦労も沢山おありだと思うのです。だからこそ将来の夢を大
切にしなければ」などと話しながら、先代社長から会社を受け継いだ後どんな苦
労をしてここまでやってきたかなど、時には笑いながら失敗談を聞き、時には自
慢話を伺っているうち、「頑張ってみるか」と保険に加入していただきました。

 その後、A社長は予定より2年早く長男と社長を交代されました。社長交代と
同時にA社長、奥様ともに退職され、加入していただいた保険の解約返戻金を退
職金に当てられました。

 それから間もなくA社長からお手紙をいただいたのですが、とても嬉しい事が
書かれていました。

 「零細企業の社長は、自分はさておき、会社を守り、給料を払い、得意先と信
頼関係を築き、次代に無借金で交代することが第一優先と考えていましたが、長
年の苦労に報いる退職金を女房共々貰えたことは、信じられない程大きな喜びで
した」

 「もちろん保険料は会社が払ってきたのだが、『税金と同じように義務だと思
い、また老後のバラ色の人生のために思い切って加入してください』と背中を何
回も押してもらい決断して本当に良かったと感謝しています」

 「これからは、この退職金で好きなゴルフや旅行など、楽しみながら次代の子
供たちのためにボランティアに力を注ぎたいと思っています。ありがとう」

 私はこの手紙を何回も何回も読み返し、この仕事を誇りに思い、この仕事を続
けてきて良かったと・・・・私こそ感謝申し上げます。

◎役員退職金の計算方法

(法人コンサルティング部 伊東)

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古くからの付き合い、だからこそ落とし穴が!

 先週こんな事がありました。

 ある取引先のB社長が古くから付き合いのある保険代理店が廃業するので、自
動車保険をお願いしたいという連絡が入りました。

 早速現状の保障内容をFAXしてもらい内容を見てみると、信じられないこと
にB社長は「対物賠償」に入っていませんでした。私は慌ててB社長に連絡し、
そのことを指摘したところ、本人もまったく理解していなかったらしく、非常に
驚かれていました。

 満期更新が間近だったこともあり、当社にて対物賠償「無制限」、さらに人身
傷害も追加加入してもらいましたが、もし追加加入以前に何千万円もの支払が発
生する事故があったら、この会社やB社長はどうなっていたか・・・

 今考えてもゾッとする話しです。笑い事では済まされません。

 ここで注意しなければならないことは、“古くからお付き合いがある”、“信
頼している”だけで毎年なんとなく更新しているだけの契約や、わすか数千円の
保険料を惜しんで保険本来の役割や機能を得られない契約は、「加入しているだ
けで、いざというときに役に立たない」保険証券という名の付いたただの紙切れ
に過ぎないと言うことです。

 このようなケースは稀だと信じたいのですが、自動車保険の加入率がまだ7割
程度ということからも、いつ無保険者と遭遇してしまうかもしれないと言うこと
も含め、人身傷害保険の加入と自動車保険加入時や更新時の補償内容や補償金額
はしっかり確認しておきたいものです。

◎「保険通信簿」であなたの会社のリスク対策診断!

(法人コンサルティング部 白銀)

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社会保険事務所 年金加入履歴照会体験記

 今回は先日お客様の代理で社会保険事務所に、公的年金の加入履歴照会に行っ
てきたときのことをご紹介しようと思います。

 実は私自身も年金の加入履歴に不安なところがあり、いつか社会保険事務所に
行かなくてはと思っていました。ただ報道にあるように現在は2、3時間待ちが
当たり前という状況なのでもう少し落ち着いてから・・・と延び延びにしていた
のですが、今回はお客様の依頼ということで意を決して行ってきました。

 社会保険事務所に到着すると案の定年金相談のコーナーは平日の午前中にもか
かわらず大賑わいで、整理券を取ると24人待ちの状態でした。ため息をつきな
がら周りを見渡すとやはり比較的高齢の方が多く、年金をまもなく受け取るか受
け取っている方が大半を占めていました。皆さん待つのを覚悟してきているのか
イライラした感じはなく、静かにおとなしく待っていました。

 2時間ほど経ったころ、ようやく私の番になり、指定されたブースに入りまし
た。今回の依頼は60歳を目前に控えたご夫婦のからでしたが、二人の年金手帳
と委任状を担当者に渡して結果を待っていると、しばらくして見込額照会回答表
と制度共通見込額回答表、加入履歴照会表が手渡されました。

 実際に手に取られたことがある方は同意していただけると思いますが、何の加
工もされていない数字が羅列されていて、ほとんどの方はこれをみても判読不能
なのでは?と感じましたが、私は担当の方に質問しながら何とか内容を把握して
いきました。

 お待ちかねの結論ですが・・・

 やはりお二人とも年金が“消えて”いました。ご主人は昭和30年~40年代
にかけて6社転職されているのですが、この約10年間の厚生年金加入期間は現
在の基礎年金番号に1社も繋がっていませんでした。今一度照会してもらうと
6社の内2社の加入履歴は別番号で発見されましたが、4社分は結局発見されま
せんでした。

 奥様の方は独身時代の旧姓での厚生年金と国民年金加入期間がやはり別番号で
発見されました。社会保険事務所の方がどんな対応をするのか興味津々で待って
いましたが、別に驚くわけでも謝る訳でもなく、「申請していただければ加入記
録が発見された分については今の基礎年金番号と繋げますけど、加入記録のない
分については難しいかもしれませんね~」と淡々としたもので、拍子抜けしちゃ
いました。

 安部総理、こんな調子で年金問題は1年間で解決できるんですか?て聞きたく
なりました。

 そんな訳で皆さんも転職をされている方、結婚で姓が変わった方、学生時代に
年金保険料支払っていた方などは時間を作って年金相談に行かれることをお勧め
します。私も夏休みにでも自分の年金相談に行こうと思います。

(法人コンサルティング部・社会保険労務士 吉永)

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2007年08月28日

生前贈与で「あげたいもの」を「あげたい人」に

 ある社長から家族のこんな心配事をお聞きしました。

 社長さんには3人の息子さんがいて、長男さんは後継者、次男さんはお医者さん、三男さんは私立高校の先生。お孫さんは長男さんと次男さんにそれぞれ2人、三男さんに4人と計8人だそうです。社長さんの心配とはこの三男さんのご家庭のことでした。

 4人のお子様がいて先生の給料では家計が大変で、貯金はゼロだよと口癖のように言っている。少しくらい援助してやりたいが息子のプライドもあるだろうし、他の息子たちの手前もある。私が万一のときに三男受取りの保険でも入っておくか・・・

 そこで私は生前贈与の提案をさせていただきました。生前贈与のメリットは社長さんが生前に「あげたいもの」を「あげたい人」に「あげられる」ことです。また相続税として課税されるより、一時所得として税金を支払う方が税金面で有利になる110万円の基礎控除があります。

 生前贈与によりもらった現金を生命保険に利用するとしたら、下記のようなものが考えられます。なお社長さんが万一のときの保険金は三男さんの一時所得となります。

例:社長(父親)を被保険者とした保険に加入する
契約者・・・・三男(子供)
被保険者・・・社長(父親)
受取人・・・・三男(子供)

一時所得の税金
(死亡保険金-支払保険料)-50万円=一時所得の金額
一時所得×1/2+その他所得=総所得金額

 保険金は相続税の納税資金として使えるため、保障期間の長い終身保険がいいでしょう。この社長さんには私のご提案により現在は年72万円の保険に加入いただいています。

(法人コンサルティング部 伊東)

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