私は以前、家族全員の個人保険で大変お世話になってた「某中小企業のA社長
に、会社の保険のお話をさせてもらったことがあります。その中で「役員である
社長、奥様の退職金の準備をしませんか。」と提案しました。
A社長は「うちみたいな小さな会社は、私に万一のとき借入れを返済できる程
度の掛け捨てに加入していればいいと思っている。退職金の準備はお金もいるし
考えていない。第一、退職金を貰える規模でもない。」との返答でした。
「小さな会社程、苦労も沢山おありだと思うのです。だからこそ将来の夢を大
切にしなければ」などと話しながら、先代社長から会社を受け継いだ後どんな苦
労をしてここまでやってきたかなど、時には笑いながら失敗談を聞き、時には自
慢話を伺っているうち、「頑張ってみるか」と保険に加入していただきました。
その後、A社長は予定より2年早く長男と社長を交代されました。社長交代と
同時にA社長、奥様ともに退職され、加入していただいた保険の解約返戻金を退
職金に当てられました。
それから間もなくA社長からお手紙をいただいたのですが、とても嬉しい事が
書かれていました。
「零細企業の社長は、自分はさておき、会社を守り、給料を払い、得意先と信
頼関係を築き、次代に無借金で交代することが第一優先と考えていましたが、長
年の苦労に報いる退職金を女房共々貰えたことは、信じられない程大きな喜びで
した」
「もちろん保険料は会社が払ってきたのだが、『税金と同じように義務だと思
い、また老後のバラ色の人生のために思い切って加入してください』と背中を何
回も押してもらい決断して本当に良かったと感謝しています」
「これからは、この退職金で好きなゴルフや旅行など、楽しみながら次代の子
供たちのためにボランティアに力を注ぎたいと思っています。ありがとう」
私はこの手紙を何回も何回も読み返し、この仕事を誇りに思い、この仕事を続
けてきて良かったと・・・・私こそ感謝申し上げます。
(法人コンサルティング部 伊東)






