今回は先日お客様の代理で社会保険事務所に、公的年金の加入履歴照会に行っ
てきたときのことをご紹介しようと思います。
実は私自身も年金の加入履歴に不安なところがあり、いつか社会保険事務所に
行かなくてはと思っていました。ただ報道にあるように現在は2、3時間待ちが
当たり前という状況なのでもう少し落ち着いてから・・・と延び延びにしていた
のですが、今回はお客様の依頼ということで意を決して行ってきました。
社会保険事務所に到着すると案の定年金相談のコーナーは平日の午前中にもか
かわらず大賑わいで、整理券を取ると24人待ちの状態でした。ため息をつきな
がら周りを見渡すとやはり比較的高齢の方が多く、年金をまもなく受け取るか受
け取っている方が大半を占めていました。皆さん待つのを覚悟してきているのか
イライラした感じはなく、静かにおとなしく待っていました。
2時間ほど経ったころ、ようやく私の番になり、指定されたブースに入りまし
た。今回の依頼は60歳を目前に控えたご夫婦のからでしたが、二人の年金手帳
と委任状を担当者に渡して結果を待っていると、しばらくして見込額照会回答表
と制度共通見込額回答表、加入履歴照会表が手渡されました。
実際に手に取られたことがある方は同意していただけると思いますが、何の加
工もされていない数字が羅列されていて、ほとんどの方はこれをみても判読不能
なのでは?と感じましたが、私は担当の方に質問しながら何とか内容を把握して
いきました。
お待ちかねの結論ですが・・・
やはりお二人とも年金が“消えて”いました。ご主人は昭和30年~40年代
にかけて6社転職されているのですが、この約10年間の厚生年金加入期間は現
在の基礎年金番号に1社も繋がっていませんでした。今一度照会してもらうと
6社の内2社の加入履歴は別番号で発見されましたが、4社分は結局発見されま
せんでした。
奥様の方は独身時代の旧姓での厚生年金と国民年金加入期間がやはり別番号で
発見されました。社会保険事務所の方がどんな対応をするのか興味津々で待って
いましたが、別に驚くわけでも謝る訳でもなく、「申請していただければ加入記
録が発見された分については今の基礎年金番号と繋げますけど、加入記録のない
分については難しいかもしれませんね~」と淡々としたもので、拍子抜けしちゃ
いました。
安部総理、こんな調子で年金問題は1年間で解決できるんですか?て聞きたく
なりました。
そんな訳で皆さんも転職をされている方、結婚で姓が変わった方、学生時代に
年金保険料支払っていた方などは時間を作って年金相談に行かれることをお勧め
します。私も夏休みにでも自分の年金相談に行こうと思います。
(法人コンサルティング部・社会保険労務士 吉永)






