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2013年09月 アーカイブ

2013年09月02日

心構え


皆さん、こんにちは。

最近『半沢直樹』というドラマが流行っておりますが、
御覧になっていらっしゃいますか?


作者は『下町ロケット』で、
145回直木賞を受賞した池井戸潤さんですよね。


それこそ私は受賞当時に『下町ロケット』を読んだ時から、
嵌ってしまい、池井戸さんが執筆されている本を片っ端から読み漁りました。


作者の池井戸さんは元銀行員ということもあり、
他の著書には、同じ元銀行員(と言っても私の場合は大手ではなく、
地元の信用金庫員でしたが)として、とても共感できる台詞が出てきたりします。


『仇敵』という作品の中では、顧客から融資の申込みを受けた際に、
提出された事業計画を二つの視点で目を通してみることが大事だと、
主人公は若手行員にアドバスします。

  一つは、その事業計画を信用する視点。


  もう一つは、徹底的に疑ってみる視点。

信用するのは簡単だけど、疑うのは難しいとも触れています。


なるほど、そうですね、
銀行の担当者としては目の前の社長の役に立ちたいから、
この徹底的に疑ってみる視点というのは、本当に難しい、と私も思います。


ここで、
今回のタイトルにもなっている≪心構え≫に繋がってくるのですが、

   この二つの視点、家族を守る

という実生活でもすごく重要な考え方であると思うのです。


一つは、家族を守る為に今日も明日も明後日も、
その後も、何が何でも生き抜いて働き、稼ぐ、という自分を信用する視点。

もう一つは、今日自分に万一のことがあったら、
明日自分が亡くなってしまったら、残された家族をどのように守るのか、
という自分の命に対して疑ってみる視点。

相反する視点ですが、ひとりの人間、責任ある大人として、
どちらも大事なことで常に持ち続けるべき考え方だと思います。

未曾有の大震災から、復活・復興への道のりはいまだ果たせておりませんが、

それでも、
個人レベルでは、災害への対応として、緊急避難グッズや、避難場所、連絡先
などを整備されている方も多いでしょう。


ここで、もう一歩踏み込んで、
是非ご自身が掛けているリスク対策そのものである保険についても、
損害保険・生命保険といった枠にとらわれず、
今一度チェックをされてみたらどうでしょうか?

なかなか後ろ向きな事を考えるのは、気のすすむ事ではありませんが、


天災にしても、
事故にしても、
また病気にしても、


特に金銭的な面で、起こってからでは打てる対策が限られてしまいがちです。


当社へご相談いただければ、全力でサポートさせていただきます


(トータルリスクコンサルティング部 澤田 行章)

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※このメールマガジンは、各保険の概要についてご紹介したものです。
 取扱商品、各保険の名称や補償内容等は引受保険会社によって異なりますので、
 ご契約(団体契約の場合はご加入)にあたっては、必ず「重要事項説明書」
 をよくご確認下さい。

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2013年09月10日

メンタルヘルス不調者に対応した就業規則の整備

近年、うつ病等によるメンタルヘルス不調者の増加により、
長期に渡り休職をする従業員が増加傾向にあります。


また、平成23年の厚生労働省の調査によれば、
「メンタルヘルス不調者がいると把握している」と回答した企業は、


 全体の61.8%にも上り、


今後もメンタルヘルス不調による休職者は増加するものと思われます。


そこで、今回はメンタルヘルス不調者に対応できるよう
就業規則にどのように休職に関して定めるべきかお伝えいたします。

※厚生労働省 ~平成23年労働災害防止対策等重点調査~ データ参照


≪メンタルヘルス不調による休職の特徴≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・
 

メンタルヘルス不調は、
骨折などの傷病と異なり、病状が周囲から見ただけではわかりづらく、
労務不能なのか、治癒したのか、といったことの判断が難しいことが
大きな特徴です。


メンタルヘルス不調者の休職に際して、問題になりやすい点は以下のとおりです。


(1)欠勤は多いが週に数回は出社しており、
   欠勤に連続性がないため、休職に該当しない。


(2)休職期間が満了し、本人は復職したいと言うが、
   復職できる状態とは判断しがたい。


(3)一度休職をし、復職したが、また欠勤を繰り返している。


≪就業規則による対応≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・


前述のように主に問題が生じるのは、休職開始時、復職時、復職後であり、
それぞれルールを定め、就業規則に明記することにより対応が可能になります。


就業規則の規定例は以下のとおりです。

(1)休職開始時:
   断続的な欠勤にも対応できるように休職該当事由を定める。


   以下の事由に該当する場合は、休職を命じる。


   ・欠勤が連続1ヶ月(暦日)以上に及び、
    または2ヶ月の間で20労働日以上の欠勤があり、
    今後もその状況が継続すると見込まれるとき

   ・本人から休職の申し出があり、それを会社が認めたとき

(2)復職時:
   復職の最終判断はあくまでも会社が行うことを定める。


   業務上の必要性があると会社が判断した場合、
   会社が指定する医師に受診を命じる場合がある。


   復職可能かどうかの判断は、診断書、医師との面談の結果を踏まえ、
   常に会社が行うものとする。

(3)復職後:
   同一傷病による再休職について定める。


   復職の日から6ヶ月以内に再び同一傷病または類似の症状により
   連続1週間以上欠勤した場合、欠勤開始日より前の休職の継続とみなし、
   前休職期間と通算する。
   

就業規則の整備とともに、休職開始に際しては、
休職辞令や休職通知書等の書面にて、休職期間・休職時の連絡ルール、
休職期間満了時に復職できない場合は退職となること、
などを通知しておく必要があります。

休職について、上記のように就業規則で明示し、ルール化しておくことで、
メンタルヘルス不調の休職者がでた時に適切に対応することが可能になります。

これを機会に御社の休職の規定について再確認してみてはいかがでしょうか。

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2013年09月17日

風災について考えさせられたこと


ここのところ、竜巻を伴う強風による被害が多発しています。
被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。


≪保険の仕事に携わっていると常に感じることですが…≫~~・~~・~~・~

保険というものは、
災害の発生を抑えることや、予防することはできません。


それでも金銭的な補てんが、
被災された方々にとって、少なからずお役に立つところがあるもの。


と思い、保険の観点で風災について考えてみたいと思います。

≪風災≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~

竜巻に限らず、台風なども「風災」に該当します。


火災保険では
一部、例外はあるものの「風災」による被害は補償の対象になります。


ただし、
最近では補償の対象となる事由(火災、風災、水災、盗難など)を
かなり自由に選択できる火災保険があり、

「風災」を補償対象外にすることで、その分保険料を安くすることができます。

この場合は当然、風災の被害にあっても補償されないことになります。


また、企業などが複数のビルや工場などを持っている場合、
保険の対象とする金額が大きな金額になり、
その分保険料(掛け金)も高くなりがちです。


そこで、補償の対象事由ごとに最大被害額を想定し、


もし被害にあってしまったときに、
大きな被害額が想定される事由の場合は補償金額(保険金額)を大きくし、

比較的被害額が小さくおさまりそうな事由については、
補償される金額に限度額を設定し、

その分、保険料(掛け金)のコストを軽減できる火災保険の掛け方もあります。

例えば、10億円の価値がある工場建物に対して、
「火災」というものは、もし起きてしまうと全焼してしまう可能性があります。


大きな被害が想定される事由と考えられるため、補償金額も大きく設定します。

≪合理的にするためには≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・


盗難による被害はどうでしょうか。
ここでは「建物」が盗難被害にあうということを想定します。


少し分かりにくいかもしれませんが、
「建物を盗んでいかれる」被害(が絶対にないとは言いませんが・・・)
ということではなく、「盗難に付随する」被害を考えます。


こじ開けられて壊された鍵(錠)や、
侵入される際に割られた窓ガラスの被害などが想定されますが、
それは建物一部の損害で「全損」することは考えにくいでしょう。


そのため、補償金額も「火災」事故よりは小さい金額で設定することで、
保険料(掛け金)コストを下げるわけです。


この考え方、方式はとても合理的なので、採用する企業が増えてきています。


ただし、ここでも注意しておきたいことは、「風災」という事由に対して、
どれだけの補償金額を設定しているかということです。


最近の竜巻被害などからすると、
「風災」というものは大きな被害が想定される事由ではないかと思います。


もし、補償金額をかなり低く設定しているような場合は、
保険料(掛け金)コストの削減と比べて本当に合理的なのか
確認をする必要があるのではないでしょうか。


また、やや細かい話になりますが、

大規模な動力、電力を使う工場の場合、
「門」、「塀(フェンスなども含まれます)」はそれが保険の対象であることを
明確にし、補償金額も個別に設定しておかないと、
多くの火災保険では、補償の対象になりません。


住宅などは建物を保険の対象にしていれば、
普通は門、塀も含まれるのと対照的です。


門や塀は風災の被害にあいやすく、かつ大規模な工場の場合、
その被害額は大きくなりやすいので注意が必要です。


門や塀が保険の対象になっていないケースは
散見されるので、再度の確認をされてはいかがでしょうか。


(トータルリスクコンサルティング部 小鳥秀明)

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2013年09月24日

水災の範囲?


みなさん、こんにちは。
保険情報サービスの澤田です。


今日は私が先日、
とあるお客様のところで受けた質問についてお話したいと思います。


≪そのお客様は…≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~


すでに土地を購入され、そこに新しくお家を建てられる予定で、
建築確認申請も済んでおりました。


ついては
資金計画上、火災保険の金額を今から把握しておきたいので、という理由で


火災保険のお見積りを依頼していただいた訳ですが、
火災保険の補償についても特に気にされている事がありました。


≪お客様のお悩みは…≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・


“水による損害”についてでした。

ここ数年の異常気象などで起こるゲリラ豪雨といった場合、


排水処理が間に合わず、家の中に水が入ってきてしまった場合は、
火災保険の“水災”に該当するのはわかったものの、


大雨で土砂崩れが起き、地盤から家が傾いて雨水が入ってくるような事態でも
火災保険の“水災”で対象とされるのか?


答えは… “対象になる“です。


また、

地震が発生してすぐに大雨が降り、土砂崩れが起きた場合はどうなのか?


これも地震発生と同時に土砂崩れが起きれば
地震保険を付帯することによって、ある程度の補償(建物の保険金額の50%限度、
一部の保険会社では100%)を受けられる事になります。


なお、

地震とその後の大雨による土砂崩れに相当な時間差があり、
直接の因果関係を証明する事が難しい場合は、
前述の通り、火災保険の“水災”で対象となります。


ですので、
火災保険の補償には必ず“水災“を含め、尚且つ地震保険を付帯することで、
このケースでは保険で対応できる事となるのです。

≪では、マンションの上階は??≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・

せっかくのなのでもう一つ、


『 私の家は1階じゃなくて7階だから、
  一度地面についた水が上がってくる事はありえないので、
  火災保険に水災の補償は含めないで大丈夫、掛金も抑えられるし・・・』


というお話も最近ではよく聞かれます。


ただ、これは要注意です!


それこそ、
最近のゲリラ豪雨などによって、

ベランダの配水管の廃水処理が間に合わず、お部屋の中まで水が入ってきた場合など、
今までは想定していなかった事故が起こることも予想されます。


この場合、火災保険の補償の中にある“給配水管に生じた事故”
によって全ての保険会社が補償してくれるでしょうか?

給配水管自体には何も支障がなかったとしたら・・・?


これは事前にそれぞれの保険会社に確認しておく必要がありそうですね。

≪最後に…≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・


昨今ではインターネットの普及により、
個人でも、火災保険の補償について概略は簡単に収集できますが
(それでも複数の会社の商品をお一人で調べるのは大変だと思いますが...)、

パンフレット等に詳しく記載のない事故についての補償、対応を
理解するのやはり難しいと言わざるを得ません。


いずれにしても、
一般的にマイホームは人生で一番高い買い物と言われておりますから、
高価なものに掛ける保険についてはきちんとプロの方にご相談されることをお勧めします。


また、マイホーム取得後はそれまでと環境も変わりますから、
人生で二番目に高い買い物と言われる“生命保険”についても、
見直し・チェックなど併せてプロの方にご相談されることをお勧めいたします。

(トータルリスクコンサルティング部 澤田行章)

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