1,215万円かぁ・・・凹むなぁ。。。
みなさんは「寛解(かんかい)」という単語を知っていますか??
《通院や投薬による治療で、痛みや腫れがない状態》
つまり完治に至らない状態のことです。
関節リウマチは、まさに「寛解」をゴールとする病気。
私は昨年の8月、
そんな病気にかかってしまったのです。
本来、外部からの細菌やウィルスと戦わねばならない
自分自身の免疫(抗体)が、自分の内部に向かって
攻撃してしまうという厄介な代物。
正式に病名や症状や治療方針が確定して、ようやく投薬開始。
そして、その効用が表れ始めたのは三か月後(11月中旬)。
それまでは、ベッドから身体を起すのに、
第三者の手を借りなければならないほどの痛みを伴いました。
≪治療にかかる費用・・・≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・
生涯にわたって続けるその治療にかかる費用が以下。
(1)生物学的製剤(シムジア)の注射料を含む診断検査料⇒15,480点
(2)免疫抑制薬(リウマトレックス)を含む投薬料⇒1,394点
(1)+(2)=16,874点×10円×3割負担 ⇒ 50,622円
これが、毎月一回、虎の門病院に行った際にかかる最低限の実費。
⇒1年間で、607,464円(50,622円×12か月)
⇒10年間で、607万円
70歳までで・・・1,215万円かぁ・・・長生きしちゃダメですね(笑)!!
診療報酬の大幅改定や、医療費負担が4割とかになる日が来たら、
続けられない(悲)!!
でも、この治療を放棄すれば、
あの痛みが戻るわけで・・・続けるしかない現実。
今も、朝のこわばりや倦怠感、上着の着脱や膝を床に着けられないなど、
生活上の支障はまだまだあります。
が、業務内容の見直しや、
通勤等を工夫して、なんとか戦力として戻れそう。
待っていてくれた仲間に感謝。
≪誰もがリスクと背中合わせ≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~
しかしもしも、
お店に立つような仕事だったら、
車の運転を必要とする仕事だったら、
建設や制作といった現場業務を伴う仕事だったら、
そしてもしも起業して一人で事業をやっていたなら・・・。
とてもとても、治療にも療養にも、
心身ともに専念することは不可能だったでしょう。
そうならないように、
日頃の「健康管理の大切さ」は言うまでもないが、
5月の健康診断で経過観察の項目すらなかった男が、
その3ヶ月後には約半年の闘病生活に陥ったのは紛れもない事実。
誰もがそのリスクとは背中合わせ。
健康管理と同様に、やっておかなければならないものは「備え」。
置かれている環境や考え。
自分自身の仕事内容や職場の方針や制度。
様々な角度から検討が必要ですね。
貯えでは賄いきれない未然の備えに、「保険化」はもはや必須。
プロに相談すべき!
入院中(1ヶ月)だけではない、
療養中(4ヶ月)の『所得補償(保険)』は、現代を生きて行く為には、
必須のリスクヘッジと私は言いたいです。
所得補償保険が、どんな時に役に立つかは後述します。
幸いにも弊社は福利厚生の一環で、
「所得補償保険」に会社として加入しています。
労使ともにどれだけ心強かったことか。
(個人加入も可能。バリエーションも短期・長期とあります)
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◆所得補償保険とは・・・
病気やケガによって就業不能状態(※)となった場合、
加入者が受け取れなかった所得に対し保険金を受け取れる保険です。
※就業不能状態とは、病気やケガのため医師の治療を要し、
かつその直接の結果として業務に全く従事できない状態をいいます。
特徴として、医師の診断書ベースで、入院を必要としない、
医師の指示による自宅安静療養等の就業不能の際に、
給付金を受け取ることが可能です。
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精神疾患をはじめ、様々な現代病が蔓延している昨今。
入院を伴わない、中長期的な療養時の「備え」は、
健康管理以上に大切なアイテムと言えます。
しかし、1,215万円かぁ・・・凹むなぁ・・・
周りに感謝して、ちゃんと生きます。
神様お許しを!!
(トータルライフコンサルティング部 田村哲也)
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※このメールマガジンは、各保険の概要についてご紹介したものです。
取扱商品、各保険の名称や補償内容等は引受保険会社によって異なりますので、
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をよくご確認下さい。