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「天災」だと保険はおりないんですか?

今回は日常使うことばと保険で使うことばの“違い”について
ふれてみたいと思います。


ことばの違いと言いましたが、
ことばの持つ意味合いの違いと言う方が正確かもしれません。


意外によく聞かれるのが、

「火災保険では“天災”は補償されないんですよね?」


ふつう、

「天災」と言えば、

 ・台風

 ・大雨

 ・大雪

 ・竜巻

 ・暴風

 ・雷

 ・地震

 ・噴火

 ・津波 ・・・など


自然災害によってもたらされる被害のことを言いますよね。

「火災保険では天災は補償されない」と聞かれる方は・・・

 火災保険で補償されるのは「火事」で、

 「火事」は「天災」というよりも、
 「火の不始末」という人為的な原因によるもの、

というイメージを持っているように感じます。

≪では実際はどうか・・・≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・


むろん、どういう火災保険に加入しているかにもよりますが、
「天災」だからという理由で補償されない、ということはありません。


雷による被害や風災、雪による被害は、
ほとんどの火災保険で補償されますし、

大雨による床上浸水や土砂災害、河川の氾らんなどを補償する火災保険もあります。

ただし、

地震、噴火、津波は
火災保険では補償されず、

住宅(店舗兼用の併用住宅を含む)であれば地震保険に加入している必要があり、

併用住宅以外の事務所や工場、倉庫などであれば
地震を補償する特約を付けていなければなりません。

≪火災保険以外の保険の場合は??≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~

傷害保険という保険があります。

偶然な事故でケガをした場合に補償される保険です。


傷害保険には、
「天災補償特約(※)」という特約があります。
(※)保険会社によって名称が異なる場合があります。

「特約」というぐらいなので、特約を付けなければ
天災は補償されないと思いますよね。

その通りなのですが、

ここでいう「天災」とは、地震、噴火、津波など、
(少しばかり固い言い方をすると)「地殻の変動を原因とする事象」に
限定されているのです。

つまり、

日常使うことばとしては、台風や雷などは天災(自然災害)になりますが、
そうしたことが原因であれば、「天災補償特約」が付いていなくても、
傷害保険で補償されることになります。

例えば、強風で飛んできたものにぶつかってケガしたり、
雷に撃たれてケガをしたり、といった場合が該当します。


「天災」だと保険はおりないと
思っていたら、実は違ったということがあるかもしれません。

保険には専門用語や独特の使われ方をしていることばが
意外に多くあるので気をつけたいものです。

(トータルリスクコンサルティング部 小鳥秀明)

※このメールマガジンは、各保険の概要についてご紹介したものです。
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