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受取人は誰になっていますか??


生命保険で、
被保険者に万一や大きな障害が残った際に、保険会社から支払われる保険金。


皆様が加入されている保険の受取人は誰になっていますか?


≪本意ではない保険金の支払われ方をされる・・・≫~~・~~・~~・~~・


生命保険は、
本意ではない保険金の支払われ方をされる場合があります。


その一つが、
保険金受取人の変更手続き漏れによるものです。


なかにはトラブルになるケースもあり、
相続が関係してくると事態は深刻になってくるケースもあります。


特に重要なのが、
死亡保険金受取人の変更です。


死亡保障の保険商品約款には、
保険金の支払いについて概ね次のように書かれています。

※保険会社により書き方は異なります。

-------------------------------------------------------------------------

 死亡保険金受取人の死亡時以後、
 死亡保険金受取人の変更が行われていない間は、

 死亡保険金受取人の死亡時の法定相続人を死亡保険金受取人とします


あるいは


 死亡保険金受取人が支払事由の発生以前に死亡したときは、
 その法定相続人を死亡保険金受取人とします 等

-------------------------------------------------------------------------


死亡保険金受取人となった人が2人以上いる場合、
その受け取り割合は均等(あるいは法定相続割合)となり、


約款上の規定を読み解くと、
支払事由が発生するまでは、死亡保険金受取人の変更が可能となりますが、

支払事由が発生してからは、
保険金受取人の死亡時の法定相続人が保険金受取人に指定されてしまいます。


つまり、死亡保険金を「遺したい人」に支払われない可能性があります。

≪法定相続人は一人とは限らず・・・≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・


法定相続人は
一人とは限らず、複数人となる場合があります。


法定相続人は、
民法の規定により相続人となる人のことで、
その順位と範囲が次のように定められています。


ちなみに、配偶者は常に相続人となります。


 ・第1順位…子ども

 ・第2順位…直系尊属(父母や祖父母など・第1順位の人がいないとき)

 ・第3順位…兄弟姉妹(第2順位の人がいないとき)


基本的に、死亡保険金等は
配偶者や2親等以内(親や子供等)の親族が受取る事になります。


これは「本人の死後整理資金」や「遺族の生活資金」を目的として
保険に加入されるケースが多いからだと思われます。


最近では加入した保険の目的に応じて、
死亡保険金の受取人を指定する事が一般的になっていると感じます。


では、受取人を指定していない場合は、どの様になるのでしょうか。

指定していない場合は、受取人が「法定相続人」になります。


==[事例1]=============================


契約者・被保険者:60代男性 受取人:男性の妻

しかし、

妻は数年前に他界していた為、
保険金支払いの際は、残された子供3人が法定相続人となり、
その3人で保険金を分ける事となりました。


では、
夫婦の間に子供がいなかった場合はどうなるでしょうか。


受取人であった妻の法定相続人である妻の親の可能性がでてきます。


親が既に他界している場合は、
妻(配偶者)の兄弟姉妹・・・。


もし、


ご自身の親や兄弟姉妹、甥姪が存命であったとしても、
法定相続人にならない為、トラブルになってしまうことも。


==[事例2]=============================


90歳女性が受取人を姉(既に他界)にしたまま死亡。


親や兄弟も全員他界していたため、
死亡保険金受取人(姉)の死亡時の法定相続人を死亡保険金受取人とします。


結果、


甥や姪併せて20数名となり、
全員から同意印等を取り付ける必要が発生。


約1年の歳月を費やしてしまった・・・という例もあります。


当然本人たちでは対応が取れなかった為、
弁護士に依頼をして解決されたようです。


≪死亡保障の保険に加入する際は・・・≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・


死亡保障の保険に加入する際は、
万一のときに保険金を遺したいと思う人を保険金受取人に指定しますが、

法定相続人が保険金受取人となってしまうと、
その思いは届かないものとなってしまいます。


さらに、


保険金受取人が複数いると、
相続人同士でもめるケースもあります。


そうならないためにも、
保険金受取人が亡くなったら、
すぐに受取人の変更手続きをすることをお勧めします。


何年も前に契約した古い生命保険の場合や、
受取人を法定相続人のままにしていらっしゃる方は、

残された大切な方が困らないように、
身近な保険のプロに相談してみてはいかがでしょうか。


(トータルライフコンサルティング部 相川 和之)


※このメールマガジンは、各保険の概要についてご紹介したものです。
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