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車が1台余ってしまうなあ・・・

Aさんが経営する会社には、
社有車として7台の車があるそうです。

ただ、

そのうちの1台はしばらく使わなくなりそうだとAさんは言います。


「 先月末でB君が、
  実家の仕事を手伝うということで、辞めてしまっただろ。

  それでB君が使っていた車がね、
  無くてもいいと言えば、無くてもいいんだよ。

  ただ、この間、車検を通したばかりだからなあ。 」


車を手放すかどうか迷っている、というAさん、


「 今、B君の代わりの人を募集しているんだけどね。

  縁があってすぐに見つかれば、車はその人に使ってもらいたいから、
  手放さない方がいいもんなあ。 」


でも、と言ったAさん、
考えが自動車保険のことにも及んだようで、


「 でも、車というのは維持費がかかるからね。
  まあ、動かさなければガソリン代はかからないけど、
  税金やら保険なんかの負担はなくならないだろ。

  うーん、
 
  だけど乗らない間は、自動車保険をやめるという方法はないのかね。

  また乗るようになったら自動車保険に入り直す、
  というのはできないのかなあ。 」


Aさんとしては、Bさんの代わりの人を採用し、
その人がBさんの車を使うようになるまで自動車保険をやめてしまうことで、
保険料コストをカットしたい、という考えのようです。


「 えっ? 
  自動車保険をやめるのは簡単だけどデメリットがある?

  無事故の割引(等級)が無駄になるの?」


Aさんとしては、新しく採用する人のために車は手放さないが、
採用できるまではその車に乗る人がいないので、自動車保険は一度やめたい、
ということのようです。


「 確かにあの車は一度も保険を使ったことがないから、
  一番いい20等級とか何とかいっていたような気がするな。

  それが無くなって自動車保険に入り直したときは何等級からになるの?

  6等級? 

  詳しくはわからないけど、
  ずいぶん悪くなるというのは何となくわかるよ。」


ご自身では、自動車保険のことはよくわからないというAさん、
それでもこんなことをご存じのようで、


「 あれ、そういえば昔、一時的に車を1台減らしたことがあったけど、

  その等級がよくて、
  何年間か取っておけるといって、手続きしたよ。

  2~3年してからだったかなあ、
  もう一度車を増やしたときに、最初の6等級じゃなくて、
  とっておいた17だか18の等級というやつが使えた覚えがあるよ。

  20というのはそれよりもいい等級でしょ。
  今回も何年間かとっておけないのかね。」


Aさんはいわゆる「中断証明書」のことを言っているようです。


「 そう、『中断証明書』って言うの? 
  それ、中断証明書を出そうよ、今回も。」


そう言うAさんですが、その要望はかなわないようで、


「 えっ? 
  車を手放さないと中断証明書って発行してもらえないの?

  車を持ったまま保険だけやめても、
  等級というのは取っておけないのか・・・」


無事故の実績を積んで獲得した「良い」等級を一定期間「保存」する、
そのための「中断証明書」発行手続きは原則、

廃車、譲渡(売却)などで、
一時的に自動車を所有しなくなったために保険を
「中断」する場合にとることができる手続きです。


「 車検切れの場合でも、
  保険契約を解約すれば、中断証明というのは発行してもらえるの? 

  まあ、車検切れの車を運転しちゃいかんもんなあ。

  何となくだけどわかってきたよ。
  車を手放したり、車検切れになれば保険もやめるよね。

  それで、『良い』等級が無くなったら、
  ひどいもんなあ。そういうときのために中断証明書というのがあるんだね。

  車は持ったままで乗らないから
  保険をやめて中断証明書で等級を維持するというのは、
  認められていないんだね。」


車を手放すべきかどうか、
Aさんの悩みは深くなってしまったようです。


むろん手放せば、自動車保険を解約した上で、
中断証明書の発行手続きを取ることは可能なのですが。


「 まあ、車を手放すのはいつでもできるから、
  しばらくは残しておくよ。
  B君の代わりの人をがんばって探しているところだから。 」


その後、ほどなくして
Bさんの代わりの人を採用できた、という話を聞きました。


Aさんは、
「 車はしばらく手放さずに残しておく、
  にしておいてよかったよ。」と笑っていました。


≪最後に・・・≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・


『保険』と名のつくもの全てに言えることですが、

 リスクに備えるということは、
 リスク診断しそれに合せた保険商品・内容と補償(保障)額で準備します。


 リスクに対する備えを検討するのであれば、
 経験と情報量が豊富な保険代理店に相談してみてはいかがでしょうか?


 保険は知らないと
 損をすることがたくさん!!


 でも知っておくと得をすることもたくさんあります。


(トータルリスクコンサルティング部 小鳥 秀明)

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