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古い車に乗っていて(車両無過失特約

「 今、電話大丈夫? ちょっと困ったことになってさあ・・・ 」


Sさんの話は次のようなものでした。


1週間ほど前に車をぶつけられたらしく、
幸いケガはなかったそうなのですが、当たりかたが悪かったらしく、
結構な損害のようで・・・

「 住宅街の一方通行で細い道だったんだけどね。
  右の家の車庫からバックでその家の車が出てこようとしてたんだ。

  私は車を止めて待っていたんだけど、ぶつけられちゃってね。 」

私はこういうケースで考えられるSさんの「困った」について・・・

≪いくつか聞いてみたところ・・・≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・


私   「 相手の人がSさんにも悪いところ(過失)があると
      言っているんですか? 」


Sさん 「 いや、
      相手の人は自分が100%悪いです、って(言っている)」


私   「 もしかしたら、
      相手の人が自動車保険に入っていないんですか? 」


Sさん 「 いや、
      相手の保険会社からはもう連絡があったよ。 」

Sさんの話の続きを聞いてみると・・・

    「 相手の保険会社の人が言うには、
      修理代が37、8万ぐらいになるらしいんだけど、

      私の車は古いから、
      目いっぱい高く見ても30万ぐらいしか価値がないんだって。

      だから修理代全部は出せないと思います、

      って言われちゃってさ。


      それって本当なのかね??


      修理してまだ乗ろうと思っていたんだけど・・・ 」

私はSさんに、


   弁償(賠償)は「時価」で行われるものなので、
   修理代が車の「時価(この場合は30万円)」を超えてしまうと、
   修理代満額を弁償してもらえないことがあります、


という話をしました。


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※相手の人が「実際に修理をするなら修理代が車の時価額を超えていても
一定額までなら補償する」という特約(対物差額修理費用特約など)に
入っていれば、修理代満額を弁償してもらえる可能性があったのですが、
残念ながら、その特約には入っていなかったそうです。

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するとSさんは、
手元に自分の自動車保険証券があるらしく、次のような疑問が浮かんだようです。

「 あれ? 
     車両保険が40万円になっているよ。

     時価が30万円なのに、
     自分の車両保険は40万円入れるものなのかな?

     なんだか分からなくなってきたな・・・ 」


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車両保険の場合・・・

乗用車等は、その車の「型式」と「初年度登録」によって、
「車両保険をつけることのできる金額(の幅)」が

保険会社によって定められており、
一般的には「時価額」よりも高い金額までつけられるようになっています。

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その説明を聞いたSさんは、

   「 そうなんだ。
     じゃあ(車両保険で)40万円でも間違っているわけじゃないんだね。

     そうすると、
     自分の車両保険を使えば、
     修理代も自分が持ち出しをせずに済むね。

     でも、

     自分の保険を使うと、来年の保険料が上がるよね。

     う~ん・・・
     なんだか丸くおさまらないなあ・・・ 」

私はSさんに、
手元に保険証券があるなら、「特約」という欄に書かれているところを
とりあえず読んでもらえないか頼んでみました。


Sさんは「どこを読めばいいのかなあ」と言いながら、
それでもなんとか読み始めてくれました。


≪結果から言うと・・・≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・


Sさんは自分の車両保険を使って車の修理をして、
それでも次の年の保険料が上がることはありませんでした。

(※今回の保険使用が「事故件数」としてカウントされませんでした。)

Sさんが読み上げてくれた特約として、
「車両無過失事故特約」があったからです。

(※保険会社によって名称、略称が異なる場合があります)


この特約は、衝突・接触事故において、
自分に過失が無く、相手が特定できる場合、自分の車両保険を使っても、
「事故件数」にはカウントしないので、
翌年の保険料に影響する「等級」が悪化しないという特約です。

ちなみに余談ではありますが、
Sさんが加入している保険会社はSさんに車両保険の支払いを行ったあと、

事故相手の保険会社から、
相手が弁償すべき「時価額30万円」を回収しています。


すべてが解決した後で、
Sさんがしみじみと言ったことが印象的でした。

  「 自分が入っている保険なのに、結構知らないことがあるもんだね。 」

≪最後に≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・


『保険』と名のつくもの全てに言えることですが、

リスクに備えるということは、
リスク診断しそれに合せた保険商品と補償(保障)額で準備することと言えます。


リスクに対する備えを検討するのであれば、
経験と情報量が豊富な保険代理店に相談してみてはいかがでしょうか?


保険は知らないと
損をすることがたくさん!!


でも知っておくと得をすることもたくさんあります。


(トータルリスクコンサルティング部 小鳥 秀明)


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