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2018年02月 アーカイブ

2018年02月28日

“1回の事故”とは!?


みなさん、こんにちは。


今回は、
あるお客さまからご質問いただいたことを題材にいたします。


こちらのお客さまは、


“自動車保険は事故の際、
 保険を使用するとその回数分、等級が悪くなる”


言い方を変えますと


“次回以降の保険の掛け金が高くなる”


といった事をしっかりとご理解された上で、次のようなご質問をされました。


≪例えば、自動車で路地を走行中・・・≫~~・~~・~~・~~・~~・~


例えば・・・


自動車で路地を走行中、

ちょっとした不注意から車の前の部分を電柱にぶつけてしまい、
慌ててバックをしたところ、今度は車の後部を塀にぶつけてしまった・・・

という様な事が起きた時、


自動車保険で車を修理する場合、


 1回の事故としてカウントするのか、
 それとも、2回の事故としてカウントするのか?

といったご質問でした。


自動車保険では、
事故が発生し、その状況を脱却するまでに発生した一連の事故は、
「1回の事故」とみなす、とされております。

※時間的近接性、動作の一連性・密着性があり、1回目と2回目の
 衝突・接触等が、社会通念上、一体性・不可避性を有すると判断される場合

≪これを踏まえて考えますと・・・≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・


電柱に衝突した後に、
運転者の明確な意思により、
ギアチェンジが行なわれているので、

後部の損害については「2回目の事故」と解するのが
本来の趣旨ととれますが、

いただいたご質問の様に、

路地における極めて短時間での一連の動作の中では、
運転者の心理面からも因果関係が分断されたとは言い難い場合は、
相当因果関係があるものとして「1回の事故」とみなされることもあります。


事故の状況、現場、当該車両の確認などが行なわれ、
整合性について十分に精査された上で判断されることとなるでしょう。


≪事例を紹介しましょう・・・≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・


それでは、
ここであと二つほど事例を紹介します。


--< 事例 >-------------------------------------------------------------


(1)相手の自動車と衝突した反動で、さらにガードレールに衝突した。


(2)ガードレールに衝突した車の運転者が、
   携帯電話等たまたま携帯しておらず、外に出て、
   その事故の連絡の電話をしに行っている間に、当該自動車が盗まれた。

--< 解説 >-------------------------------------------------------------


(1)は一時衝突の勢いで二次衝突を生じること、
   または運転者が無意識にハンドルを操作することは一般的であり、
   連続性が中断しているとは言えず、「1回の事故」となります。


(2)は事故により、電話を掛けるため当該車両を離れざるを得ない状況と
   なっていることは認められるが、
   衝突による損害と盗難による損害の間に相当因果関係があるとは
   いえないので、「2回の事故」となります。


自動車保険は衝突による車両保険金の請求等、
1回の事故で3等級ダウンする事故においては、

3年間同じ等級でも
事故有りの等級、と事故なしの等級で保険料の負担(割引率)が違います。
(等級によります)


以前よりも
1回の事故におけるその後の保険料負担が大きくなっているのです。


もちろん、

事故を1回とカウントするのか、
2回とカウントするのかという手前で、

よりいっそう注意して運転していただき、
無事故であることが一番良いのですが、
それでも事故に巻き込まれてしまう事だってございます。


万が一、


事故を起こしてしまった場合、
直後の相談から、次回の保険更新時の保険料負担がどのくらいになるのか、
保険を使用した方が良いのか、使わない方が結果コストが少なくて済むのか等、

どんどん代理店にご相談すべきですし、
むしろ代理店側からそのようなアドバイスをしてくれる代理店を
お選びいただくことが望ましいのではないでしょうか。


私たちも、


ひとりでも多くの方から選ばれる保険代理店となる様、
日々努力を重ねてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。


(トータルリスクコンサルティング部 澤田 行章)


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