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2015年10月 アーカイブ

2015年10月20日

ビルの所有は個人、ビルのワンフロアを使っているのは会社

「来月、店をもう1店オープンすることにしたよ。」

飲食店を経営する会社の社長であるAさんからこんな話がありました。

「 私個人の名義のビルがあるだろ。
  そこのワンフロアが空いてね。

  これまで長く入っていただいていたテナントさんが
  もう商売をやめるということで今月いっぱいで退去するんだ。 」


空いたフロアをAさんの会社が飲食店として使うということです。

「 あのビルは火災保険も人様に迷惑をかけた時の保険(賠償責任保険)も
  入っているから、特に新しく入らなければいけない保険はないよね。 」

≪個人と会社と…≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・


Aさんの会社が営む飲食店は
内装や調度品(設備・什器・備品)に凝っていて、
それがひとつの売りになっています。

今回も新店オープンに際し、
内装にはお金をかけるとのこと。

「 そうか、
  今入っている火災保険は建物だけなんだね。

  後付けの内装や造作は建物とは別で火災保険に入らないといけないのか・・・
  確かにこれから改修して作る内装や造作は会社のものだもんなあ。

  個人で持っている建物とは別になるということか。

  わかった、会社でも(内装、造作、設備什器の)火災保険に入るよ。 」

Aさん個人で所有しているものと、
Aさんが代表を務める会社で所有しているもの、
それぞれ所有権者が違うわけですね。

「 そうすると水漏れを起こして人様に迷惑をかけた時の保険、
  賠償責任保険と言ったかな。

  それも個人で入っているのとは別に、
  会社でも入らないといけないのかな。 」

Aさん個人はビルの所有者としての責任があります。


特に業務(賃貸業)として、
テナントから金銭を徴収している場合、

ビル建物を適切に管理し、テナントが不都合なく
賃借した室内を使用できるようにする責任があります。

建物設備(例えば給排水管など)に不備があり、
漏水してテナントの所有する設備、造作などに被害を
与えた場合は弁償しなければなりません。

そのためにAさんはビル建物のオーナー(所有者)として
賠償責任保険に入っています。

一方、

Aさんの会社は飲食業です。

飲食業は必ず水を使う業種です。

十分に注意していても、
階下への漏水事故を起こす可能性は他の業種よりも高いでしょう。

漏水事故を起こせば、被害を受けた相手(被害者)に対し
弁償する義務(賠償責任)があるわけですが、

これはAさん個人としてのビルオーナーの責任とは全く異なります。

「 自分のビルと自分の会社。

  ついつい混同して考えてしまいそうになるけど、
  個人と会社(法人)は違うものな。

  確かにその通りだけど、
  保険のことまで考えると余計に混乱してしまうね。 」

保険とは万が一の時のためのもの。

それはすなわち日常生活とは少し距離のあるものですよね。
それだけに何とはなしに難しいと感じてしまうものです。

≪最後に・・・≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・


Aさんのように
個人と法人の権利関係が絡む場合など、

保険のことは信頼できる専門家に聞いてしまった方が
話が早く安心ではないでしょうか。


私たちも
今以上にもっともっと知識と経験を積み重ね、
ひとりでも多くのお客様に“良かった”とおっしゃっていただける様、


ますます

 ・保険の募集(入口)

 ・継続(メンテナンス)

 ・事故対応(出口)と、


そこに付随する周辺知識の習得、アウトプットに磨きをかけてまいります。


(トータルリスクコンサルティング部 小鳥 秀明)

※このメールマガジンは、各保険の概要についてご紹介したものです。
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