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隣が火事を出したら弁償してもらえばいいでしょ?

≪弁償してもらえばいい??≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~


「 今度うちの息子がひとり暮らしをすることになってね。
  社会人になって5年目で転勤になったんだ。

  今まではうち(実家)から通えたけど、
  今度のところはちょっと遠くてね。

  アパートを借りることになったんだ。 」


「 そうそう、そうしたら息子のやつ、こんなことを言うんだよ。

  『アパートを借りるのに火災保険に入ったけど、
  忙しくて自炊なんかしないし、火なんかほとんど使わないと思うから、
  火災保険なんて必要ないんじゃないかなあ。』って。 」


「 まあ、そう言いつつも火災保険には入ったらしいけど、
  確かに息子は家(実家)でも料理なんかしたことなかったからね。

  タバコも吸わないし、お湯くらいは沸かすだろうけど、
  確かに(自分で)火(火事)を出すってことはなさそうだけどね。」


「 え?

  自分じゃ火は出さないかもしれないけど、
  隣から火が出るかもしれないって?

  確かにそれはそうだね。

  そうか、
  そういう時に備えて火災保険に入っておく必要があるのかな。 」


「 いや待てよ。
  自分のところからじゃなくて、
  よそから火が出たってことは、その火元が悪いということだよね。

  その火元に弁償してもらえばいいんじゃないの?

  車の事故も過失だっけ?
  過失の大きいほうが責任取るから、火事でも同じじゃないのかな・・・ 」


「 日本には、
  火事の場合、原則弁償しなくていい、という法律があります??

  そうなの?

 『日本は歴史的に木造家屋が多かったので、
  火元に対して類焼責任を負わせることは過重な負担になってしまう』ので、

  そういう特別な法律ができた、ということなのか・・・ 」


「 なるほど。

  そうすると自分のところから火を出すことはないからと言って、
  火災保険に入らなくていい、ということにはならないね。 」

先日、古くからお付き合いいただいているAさんと
このような話をしてきました。


≪失火法≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~・


火元の人が隣や周りに類焼させても、
原則、その類焼被害に対して賠償責任を負うことはありません。


「失火の責任に関する法律(「失火法」と略すこともあります)」
というものがあり、失火者(火元)の責任を軽減しているからです。


ただし、

故意や重過失(著しい注意義務違反)の場合は
賠償責任を負うことになります。


なお、

故意、重過失によって火事を起こしてしまった場合、
その火事を出した人の建物や家財などに火災保険がかかっていても、
その火災保険は支払われません(免責)。


むろん、


火元が「故意、重過失」を原因としているからといって、
類焼の被害を受けた人が自分で火災保険に入っていれば、
その火災保険は対象になりますし、
理屈的には火元に対して賠償請求することもできます。

(火元に賠償資力があるかどうかは、また別の問題になります。)


火災保険にはこうした
「失火法」のような特殊な事情も絡んでくるため、
やはり自助努力のひとつとして
加入しておくべきものだといえますよね。


≪最後に…≫~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・~~・


『保険』と名のつくもの全てに言えることですが、

リスクに備えるということは、
リスク診断しそれに合せた保険商品と補償(保障)額で準備することと言えます。


リスクに対する備えを検討するのであれば、
経験と情報量が豊富な保険代理店に相談してみてはいかがでしょうか?


保険は知らないと
損をすることがたくさん!!


でも知っておくと得をすることもたくさんあります。


(トータルリスクコンサルティング部 小鳥 秀明)


※このメールマガジンは、各保険の概要についてご紹介したものです。
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